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マレーシアの通信手段は?SIMカード購入方法から使い方まで徹底解説!

目次

海外に着いてまず一番最初にしておくこと。

それはズバリ「ネット環境の確保」です。異国の地で生活する上で、友人や家族との連絡、緊急時の対応、日々の生活情報の入手など、スムーズな通信手段は不可欠です。

現代では、スマホ1台あれば何でも出来る時代になり、ただの電話機に留まらず、あらゆる事が出来ます。留学中であれば、学校との連絡や手続きなどもスマホから行うことができるでしょう。

しかし、その全てはネット環境があって初めて機能します。そう考えると、いかに重要かが分かると思います。

今回はそんな「マレーシアでスマホを使うために必要な事の全て」を完全解説します。

また、他の国でも応用が効きますので、是非参考にしてみてください!

マレ留くん
マレ留くん

この記事は以下のような人におすすめ!

  • 海外で通信手段を確保する方法がわからない人
  • マレーシアのSIMカード購入方法、有名キャリアを知りたい人
  • アクティベートして実際に通信するまでのやり方を知りたい人

1.渡航前にSIMフリーにしておこう

そもそも「SIMフリー」とは何か?

2015年前の携帯会社は端末をロックし、購入したキャリア・現在契約しているキャリアのみので通信になるように制限していました。これが「SIMロック」の状態です。

これは他社に簡単に乗り換えられないようにするための戦略で、世界でも珍しい日本独自の風習でした。

SIMフリーとはこのスマホのロックを解除した状態で、SIMカードさえ挿入すればどこのキャリアでも(海外を含む)通信できるようになります。

2015年以降は総務省から「SIMロック解除の義務化」が行われたため、現在はSIMフリーの端末が多いです。携帯販売店だけでなく、AppleやGoogleなどメーカーのウェブサイトで、直接SIMフリーのスマホを購入することも可能です。

現在使用しているスマホがSIMフリーかどうか分からない方は、契約しているキャリアへ確認しましょう。

ポイント
  1. 外国でスマホの通信を行うには、まず「SIMフリー」の状態が大前提
  2. SIMフリーのスマホはSIMカードさえあれば世界中で通信可能
  3. 自分のスマホがSIMフリーかわからなければキャリアへ確認

2.Simカードを購入しよう

さて、SIMフリーのスマホであれば、滞在する国のSIMカードを購入し通信することが出来ます。

マレーシアの主な通信会社は、『Maxis』、『Digi』、『Celcom』、『U mobile』の4社。

Hotlink はMaxis社が販売しているSIMカードです

日本の通信会社と同様地域や環境によって、通信速度が異なります。

これらのキャリアのSIMカードは、基本的に空港の到着口や、ショッピングモール、ローカルストアまで、どこでも見かける事ができます。 そのため外出先でデータをチャージ不足になったとしても困ることなないでしょう。

とはいえ、SIMカードの購入は海外に着いて一番初めにやっておかなければならない事なので、まずは空港で購入するのがおすすめです

マレーシアの通信会社の形態は日本と違う

日本では月額いくらか契約の時点で色々決めますよね。

しかしマレーシアは違います。

自分がその時に使いたい通信量と金額を好きな分だけ決める事が出来ます。

Maxis社のHotlink を例に見てみましょう!

例その1

A子さん

見知らぬ土地でいきなり通信が切れるのも不安だし、データ容量を気にしないで使いたいな。

A子さんのように通信量を気にせず、無制限でデータ通信を行いたい方は以下のプランがあります!

Hotlink データ無制限プラン

上記のプランでは、左と中央は30日間有効でデータ使用量の制限はありませんが、左から順に日中8am-8pmの時間帯以外の通信速度が違いますね。また、中央と右のプランは通信速度は同じ6Mbpsですが、有効期間がそれぞれ30日と7日間となっているなどプラン付属のオプション内容が違いますね。

左の1番高い12Mbpsのプランでも値段は50RM。為替によって多少変動しますが、日本円で約1500円ほどです。※ 1RM=30円とした場合

値段によって微妙な違いがあるのでよく確認して購入しましょう!

Hotlink データ無制限プランの公式ページはこちら!

例その2

B子さん

ある程度自分がどのくらいデータ通信を使用するのか把握しているし、

高速でストレスフリーな通信を優先したいな。

B子さんのようにあるある程度通信量の目安が決まっていて、通信速度を優先したい方には以下のプランがあります!

Hotlink 高速通信プラン

先ほど紹介したデータ無制限プランとと比べ、こちらのプランは通信できるテータ量は決まっていますね。しかし、時間帯の通信速度制限がないので、いつでも高速通信が可能です。

左から順に1ヶ月それぞれ140GBで60RM(約1800円)、100G GBで50RM(約1500円)、60GBで35RM(約1050円) の通信が可能となっています。※ 1RM=30円とした場合

Hotlink データ速度無制限プランの公式ページはこちら!

※ 上記の例に挙げました2つのプランは2024年3月時点でのプランです。

3.購入手続きの流れ

空港に着けば、先ほどの通信会社の看板がたくさんありますので、とりあえず入ってみましょう。

ここから店員さんと会話するのですが、Excuse meや敬語など細かい事は省きますので、必要な手続きに関わる流れを英語で解説します

A子さん

I would like to buy a SIM card.(SIMカードを購入したいのですが)

店員さん

Yes, ma’am.(かしこまりました)
Which plan would you like?(どのプランにされますか?)

A子さん

Could you show me the service menu?(通信プランを見してください)

もしくは、すでに決まっている場合、

I want to use around 50GB data for a month.(1ヶ月でだいたい50GB使いたいです)

店員さん

Okay, I will prepare it for you then.(それではご用意しますね)

と伝えれば問題ありません。

ちなみに1ヶ月で50GBと上記のやり取りでは伝えていますが、ご自身の普段のデータ消費量に合わせてデータ容量プランを選ぶのが良いでしょう。足りなくなったらいつでもデータはチャージできるので、まずは少量から選ぶのがよらぶのがおすすめです。

4.購入の際の注意点

プランが決定すると、店員さんが手続きに入ります。

その際注意点が3つあります。

1つ目に”Show me your passport(パスポートを見してください)”と言われます。

人にパスポートを預けるのは怖いかもしれませんが、登録上必要な手続きですので渡してください。

SIMカードの購入に限らず、外国人は身分証明書としてパスポートの提示が度々求められます

2つ目に金額に支払いですが、基本的にカード払いはできません。

なのでRM100(3000円程度)の少額でいいので先に換金しておく必要があるので注意が必要です。

支払い後スマホにSimカードを入れてくれたりと全てしてくれます。

3つ目はSIMカードを入れても動作しない可能性があるので、確認してから店を出る事です。

ただSIMを入れてから5分〜10分程度は読み込み時間になるので、それ以上経ってもネットが繋がらない場合は店員さんに確認しましょう。

5.使い方

先ほどもお話しましたが、データ通信りょうの使用容量は自分で決められます。

思ったよりも通信量が多く残量が足りないとなれば、その都度購データを購入することができます。

ここで大切な事は、通信会社のアプリをダウンロードする事です。

通信の期限が切れた時や、買い足したいときなどは、全てスマホアプリで行います。

例えばDigiであれば、スマホアプリでクレジットカードを登録すれば、その場で入金し、好きな通信プランを購入できます。

またこの通信プランを購入するための入金の事を「Top up(トップアップ)」と言います。

また、アプリでのオンライン購入だけでなく、ショッピングモールやコンビニでもデータを購入できます。

お店でデータを購入するには、先ほどお伝えしたTop up(トップアップ)したいということを店員さんに伝えましょう。

例:Digiの場合

A子さん

I would like to top up data.(データをトップアップしたいのですが)

店員さん

How much would it be?(いくらにしますか?)

店員さんに伝えると、いくらするかと聞かれるので、入金したい金額を伝えて支払ってください。

するとレシートが発行され、下部にPINコードが記載されているので、そのコードをアプリ上で打ち込めば完了です。

下記はDigiのアプリのPINコードを入力する場合の例です。

5.ポケットWi-fi 、eSIMカードって何?

ポケットWi-Fi

長期で滞在される方はSIMフリーをおすすめしますが、短期であればポケットWi-fiでも問題ありません。

ポケットWi-fiとは簡単に言えば通信するためだけの端末です。

ポケットWi-fiにもSIMカードが挿入でき、スマホからWi-fi接続すれば問題なく使用できます。

購入方法や手続きに関しては、説明した方法と一切変わりません。

e SIMカード

eSIMとは物理的なSIMカードではなく、スマホのアプリ上で渡航先の国の通信設定を行い、

現地到着後に日本国内で使用していたSIMカードから現地通信に切り替えるというものです。

物理的なSIMカードと違い、スマホからSIMカードを取り出す作業がなく、現地のお店で手続きや店員さんとのやりとりもありません。SIMカード紛失の心配もないですね。

短期滞在などで一時的に海外通信が必要な方におすすめです。

最後に

いかがでしたでしょうか。

現代において、友人や家族との連絡やSNSのチェックなど、スマートフォンの通信がなくては生活できません。

マレーシアでのSIMカード選び方、キャリア、購入、設定方法などお分かりいただけましたでしょうか。

マレーシアは複雑なプラン設定や契約の縛りも無くシンプルなものが多いので、日本よりも気軽に乗り換えも可能です。

迷う方は一度試してみて不満点があれば他のキャリアを使ってみるのもありですね!

今後も留学生活に役立つ情報を発信してまいりますので、是非他の記事も合わせてチェックお願いいたします!

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