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3年の浪人時代を経て、たどり着いたマレーシア 星太さん

目次

学生info

鈴木 星太さん
現在、インティ大学 ビジネス学部 (Diploma in Business) 1年生。
愛知県出身。岡崎城西高校出身。INTI大学英語コース卒業後、現在の学部に入学。

長い受験生活からマレーシア留学を決意

部活引退まで野球に打ち込んでいた星太さん。学校は進学よりも部活に力を入れていた学校だったので、クラスから大学受験を志願した人は5人という中で、モチベーションを維持するのは大変でした。

某有名私立大学を志すも力及ばず、浪人を決意。志望校にに進学したいという意思はとても高く、2年の予備校通いと1年の予備校の寮生活、計3年間勉学に打ち込みました。かなりストイックな環境でしたが、周りの勉強する意欲の高さもあり徐々に成績も上がってきました。

しかし3年後、「自分は、その大学に固執しているだけかもしれない・・・。」と思い、進路選択に悩む中、偶然親がフェイスブックで見つけたマレーシア留学の記事を紹介してもらい、直感で「これだ!」と思いましたね。

昔から留学したいという気持ちはあったものの、高い費用に加え、日本の大学に進学した際は、休学をしなくてはいけない・・・。自然と留学はハードルの高い存在になっていました。「マレーシア留学はそんな心配はいらない。」ということを知り、見る見るうちに引きこまれ、すぐに留学を決意しました。

ビジネスは、どこでも通用できる

学部選びでは、「これがやりたい!」という意思がまだはっきりしていなかったので、どの業界でも融通の利くビジネスを学ぶことに決めました。

4ヶ月間、語学学校で勉強して、学部に入学したので最初は授業に戸惑いましたね。ついていくのに必死で、先生が何を言っているのかさっぱり(笑)家に帰って授業で分からなかったところを調べていたので、知らないうちに復習する習慣がつきました。課題も多いので勉強に集中した、有意義な学生生活を送れていますね。

プレゼンテーションのグループでは、様々な国の人とチームになるので、苦労することも多々あります。期限ぎりぎりにならないと始めなかったり、指示しないと動き出さなかったり・・・。日本人の当たり前はもちろん通じません(笑)でも、これはむしろいい刺激になっています。外国人労働者が増え続けている日本で働くときに、人を動かすマネジメント力は重要なので、貴重な経験ができていますね。

ビジネス学部で数学教科は大きく絡んできます。高校時代は文系私立一本だったので、学部に入学してから数学は、ゼロからのスタートでした。日本で数学をしっかり勉強していれば、後々勉強がしやすいです。

4年間の南アフリカでの生活で得た、どこでも対応できる柔軟さ

両親の仕事の関係で、小学1年生の時に家族で南アフリカに引っ越しました。当時は幼かったので抵抗はなく、すんなりと現地に馴染みました。驚いたのは想像以上にその国が発展していたということ。「南アフリカはどこ?」だけの知識でしたが、日本から遠く離れた場所で経験することは、何もかも新鮮で、世界に目を向けた視野は自然と広がっていきました。

小さい時のその経験は今現在の留学生活にも、かなり生かすことができています。異国での食事もすんなりと受け入れることができますし、初めてあった人でも打ち解けるのが早いです。

マレーシアに来た際は、カルチャーショックをそこまで感じたことはなく、海外経験は、日本以外の土地で生活するときに生きましたね。

旅行好きにはたまらない、アクセス抜群のマレーシア

東南アジアの国々に陸路でつながっているので旅行はしやすいです。物価が安い国が多いので、気軽に旅行に行けますね。タイとベトナムへ長期休みの時に行きました。タイは1人旅で現地の人たちと英語でコミュニケーションをとり、自然と親しくなり、いろんなところに連れて行ってもらいました(笑)

しかし、宿に泊まろうと思ったらアクシデント発生! 夜の10時に宿泊施設が多い場所にたどり着きましたが、全て閉まっている・・・。「まあ、仕方ないか。」という心持ちで野宿をしました。むしろ星空を見ながら初野宿を楽しんだそう。

海外で生活する中ではアクシデントはつきもの。その中で落ち着いて柔軟に対応する能力は、留学生活では、カギになりますね。

後輩たちへのメッセージ

浪人しても、固執せずに世界に目を向ければ、視野の広い進路選択ができます。

カタチにこだわらなければ、選択肢は大いに広がりますよ!