古園 大夏 (こその たいか)さん
大阪府出身。
大阪府立旭高校(国際教養)卒業後、京都外国語大学フランス語学科に入学(2年時中退)。
現在、KDU-UOW大学 ホスピタリティ学部(1,2年次) 観光学部(3年次、現在)に在学中。
スイスのIMI大学へ1学期間交換留学を経験。
現在KDUの最終学年(3年生)で、日本だけでなく海外も視野に入れて現在就職活動を行うTaikaさん。
マレーシア留学を通じて、”航空会社で働きたいという夢”にどう影響されたのか。インタビューしてきました!
マレーシア留学の魅力はなんですか?
マレーシアはムスリム国家なのですが、インド系も中華系の方も多いので、他の宗教の方達への配慮として、お酒も豚も手に入ります。
色々な宗教の視点が分かる事は他の国でもなかなかできない経験だと思います。
日本人学生会(JSAM)が様々な活動でマレーシアを盛り上げているので、マレーシア留学の価値はもっと高まっていくと思います。
KDU留学中、印象に残ったエピソードはありますか?
学業面では、KDUの授業は学部にもよりますが、課外活動も多いので、座学や教科書では習えない、自分の目や肌で学べるのはよかったです。
観光学の授業で3泊4日でペナン島へ行ったりもしました。
学業面以外では、KDUの大学アンバサダーとして、日本人向けに日本で大学の宣伝をしていました。
また、KDUは日本人学生が少ないので、新入生のサポートもしていました。
マレーシアでインターンを経験して、自分でしっかり考えて行動する力、チームとのディスカッションの場では黙っているだけでなく、
しっかり自分の意見を伝えてコミュニケーションを取るなど、自己成長もできました。
海外で働こうと思ったキッカケはなんですか?
日本での大学時代やマレーシア1年目などは日系の企業にしか興味がなかったですが、
マレーシアに来てから海外で働く日本人の方との交流が増えたり、マレーシアの会社でインターンを経験したりして、
現在は海外で働くことも視野に入れています。
第一希望が航空会社という事もあり、実際にシンガポールなどの航空会社などで就活中です。
海外で働く魅力とは?
KDU大学が自主開催するキャリアフェアなどに参加して実感したことなのですが、
海外の企業からの日本人学生の需要は、高い気がします。
日本での就活などは、選考に落とされすぎると、社会に自分は必要とされてるのか。と不安になりますが、
海外の企業は日本人として自分を必要としてもらえるので、自分の自信に繋がります。
海外就職を望む後輩たちへアドバイスをお願いします!
海外の就活では日本の企業のように1年前から準備するものは多くありません。
私の経験上、卒業の3,4ヶ月前から企業にアプライする事が多いです。
なので自分のタイミングで始められます。
マレーシアだけでなく他国の企業も、国際歴な企業であれば、マレーシアで面接ができる事もあります。
海外企業の面接では、
”どう成長できるか”
ではなく
”今、会社に何ができるか”
を見られる事が多いので、日本の就活とは違った対策が必要になってくると思います
”海外ではなく”日本で働こうと思ったキッカケはなんですか?
そもそもの第一希望は日本の航空会社なので、今もメインは日本の就活に力を入れてやっています。
東南アジア、マレーシアの成長を肌で感じてきた中で様々な経験は他の学生と、
いい意味で差になっていると思うので、就活で活かせると思います。
日本で働く魅力とは?
海外の企業と比べると、日本の企業の福利厚生はとても魅力的だと思います。
日本へ就職を望む後輩へアドバイスをお願いします!
卒業の1年以上前から自分の希望する会社への就活準備は始めておいた方がいいと思います。
大手の企業などは一度に多くの就活生を見るので、タイムスケジュールの違う留学生には配慮されない事もあります。
なので、2次面接まで通ってもその日程がテストと被っていたりします。
あとは、日本の大学には就活センターなどがありますが、
マレーシアの大学には日本向けの就活サポートはないので、
自分で調べる必要があります。
最近はマレーシアの学生団体が就活フェアを開催してくれているので、そこに足を運んでみるのもオススメです。