空久保 樹 さん
現在、Sunway大学にてFIA(ファウンデーションコース)を専攻。
大分県出身。大津高校を卒業し、フィリピンバギオ島の語学学校、Sunway大学の語学学校を修了後、現在の大学へ入学。
キッカケ
高校時代は、体育コースを専攻しており、スポーツ1本で生活してました。
もちろん、勉強なんて一切していなくて、将来はプロのサッカー選手になることを目指していました。
けれど、高校3年生で怪我をしてしまったことがキッカケで、プロの道をあきらめました。
勉強を一切してこなかったので、進路を考えたときに、今入学のために必死に勉強するよりも、入学してから在学中に勉強したほうが、未来の可能性があると思い、留学を視野にいろいろ調べました。
その時に、マレーシア留学の存在を見つけて、マレーシアという国が発展していて、グローバルな環境だと知り、面白そうだと思いました。
いろんな大学がありましたが、最終的にはサッカーができる大きなグラウンドがあったサンウェイ大学に決めました(笑)。
サンウェイの中でもファンデーションコース(大学入学前準備コース)はいろいろありますが、ローカルが圧倒的に多いFIAならマレーシアでの生活や活気を肌で感じられると思い、入学しました。
大学生活
語学学校の時は、そこまででもなかったのですが、FIAに入った瞬間、授業中の英語のレベルが上がって、戸惑いました。
サッカーを中心に、勉強も一切せずに人生を生きてきたので、ただでさえ日本語でも分かっていないようなことを、いきなり英語で学ぶのはやっぱり大変です。
最近になって少しづつ授業にも友だちの会話にもついていけるようになりましたが、今でもまだ戸惑っています。(笑)
自分の不注意で携帯も2回なくしたり、食べ物を普通の辛さで注文したのに、めちゃくちゃ辛いとか(笑)。
自分が甘えられない環境に来たなと、しみじみ実感しています。
けれど、甘い環境にいると僕はだらけてしまうので、これがちょうどいいと思います。
友達作りについて
最近ではサッカーのおかげでたくさん友だちを作れました。
クラスメイトも友だちにはなれるものの、自分の英語力もあり深い関係を築くのは難しいと感じていました。
けれど、スポーツや趣味で知り合えた人たちとはそういう壁を越えて仲良くなれたなと感じています。
しかも、サッカーを通じて作った友だちは、今サッカーを超えていい関係が築けたので、良かったです。
高校のサッカー1本だったあの生活で、よくマレーシア行く選択をしたなと今では思いますが、この選択は正解でした。
日本の大学もいいところはたくさんあると思いますが、厳しいところに身を置いたほうが自分は成長できるかなって思います。
後輩へのメッセージ
辛い中で、どこまで頑張るかは結局は自分次第ですが、僕はマレーシアに来てよかったです。
大変ですが、ためになってます!