マレーシアでオーストラリアの大学の学位がとれる! あかりさん

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学生info

森 あかりさん
現在、University of Wollongong Bachelor of Commerce in Marketing 1年生。
埼玉県出身。和光国際高校 外国語科卒業。INTI大学英語コースを卒業後、現在の学部に入学。

想像と全然違う!?マレーシアの暮らし

高校の時の修学旅行がマレーシアでした。クアラルンプールとマラッカを旅行したのですが、想像とは違うマレーシアの発展ぶりに驚きを隠せませんでした!

クアラルンプールは、高層ビルが立ち並び、シンボルであるツインタワーが発展の象徴として輝いていてました。一方でマラッカは、アーティステックな壁画でカラフルに色どられた建物が立ち並び、ヨーロッパの植民地時代の面影が残る、歴史的で洗練された街並みでした。東南アジアの発展途上国のイメージとは全く違い、力強く急成長しているマレーシアを肌で感じました。

南国気質でフレンドリーな国民性も魅力的で、修学旅行で訪れた際にも、現地の方々がすごく親切にしてくれたことが深く心に残っています。また、英語を話す人の数が多く、コミュニケーションの面での不便さは感じず、英語に触れる機会は毎日ありました。

一度訪れたマレーシアだったので、留学を決めた際は,長期滞在することに自信をを持つことができ、両親も安心して送り出してくれました。

まるで毎日が受験勉強!

現在は、オーストラリアの学位がとれる学部に通っています。その学部はINTI大学の中でも難しいといわれている学部で、入学基準審査必要なIELTSのスコアは各セクション6.0以上が求められています。入学基準の高さには、かなり苦労しましたね・・・。なかなか目標とするスコアがとれず、計4回IELTSを受けました。しかし、入学基準のスコアにはギリギリ届かなかったので、2か月間だけ語学学校に通いました。

実際、この学部で通用するにはIELTSは7.5くらい必要なんじゃないか?(笑)と思うくらい、授業の難易度は高いです。クラスメイトは、優秀な人が多く、オーストラリア基準の学びを求め入学してきています。勤勉な仲間たちと、切磋琢磨しながら勉強するのも学生の醍醐味だと思い、今は勉強に励んでいます。

驚いたことは、マレーシアの人は、高校生の時から専門分野に分かれて勉強していることです。ビジネス、経済、アートなど様々な分野に分かれたクラスが開講されるので、基礎が固まっています。授業は、基礎が分かっている前提で進んでいくので、進むスピードがとても速いんです!なので私は、時間があるときには図書館に直行して、集中した空間で予習や復習をします。INTI大学は、図書館が新しく建て替えられて、とても綺麗で過ごしやすいのでよく利用します。たとえ、IELTSの入学基準をクリアしたとしても、大事なのは、入学してからの自分の取り組み方次第だな・・・と痛感しました!

年間を通してのスケジュールは、オーストラリアの大学を基準にしているので、ほかの学部と完全に異なるものになります。自分の学部が授業をしている間、ほかの学部の人たちは長期休みという状況になりますね。

学費の安さは魅力

オーストラリアに行って学位をとるとなると、生活費を含めて莫大な金額になりますよね。でも現地と同じ学位が取得できるのに、学費がかなり抑えられているので、マレーシア留学は本当に素晴らしいです!

留学前は、アメリカの大学の日本校に通っていました。2年間の学費が日本の私立大学の4年分もかかるので、家族の負担になっているのでは・・・と感じ、申し訳なさを感じることが多々ありました。しかし、マレーシア留学なら費用を抑えられて、自分の夢を追い続けられると知り、以前の大学を退学し、思い切ってマレーシア留学を決意しました!

最近では、自炊をして食費を節約しようと、工夫を凝らしながら暮らしています。自炊できるのであれば、自分好みの味付けにもできるし、ヘルシーに仕上げることができるのでおすすめです。近くのスーパーに行けば、日本食のコーナーがあります。住んでいるSS15の周辺には日本食レストランも数多く並んでいるので、恋しくなればいつでも日本食を味わうことができますよ。

後輩たちへメッセージ

INTI大学は、海外の大学と提携している学校数が多いことで有名です。勉強はハードですが、学位を取得できた時の達成感は大きいと思います。大学周辺はおいしい飲食店が立ち並び、賑わっています。1人でもとても暮らしやすいので安心してマレーシアに来てください!