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マレーシア留学の費用をまるっと解説しちゃいます!

目次

近年、マレーシア留学が注目されていますが、その総額費用はいったいどのくらいなのでしょうか。

本記事では、マレーシア留学にかかる、授業料や生活費、奨学金情報までを総合的に解説します!

Serii
Serii

マレーシアの大学へ正規留学し勉強する傍ら、

マレーシア留学支援機構でインターンを行っている、Seriiが執筆しました♪

なぜマレーシアなのか

マレーシアという国

多文化的な背景や物価の安さだけでなく、教育水準の高さからも留学先として人気のある国、それがマレーシアなのです!

1.コストパフォーマンス

アメリカやイギリスと比べてかなり安く費用を抑えることができます。

2.英語環境

英語を公用語とするマレーシアでは、常に英語でのコミュニケーションが求められ、向上が期待できます。

3.多文化社会

多民族・多宗教国家であり、多種多様なバックグラウンドを受け入れているマレーシアだからこそ、違いを受け入れ理解していくことで国際感覚を身につけることができます。

4.安全性

犯罪率が低く、一般的には安全な国とされています。もちろんどの国にも危険なエリアは存在するので、事前に確認し、それらエリアは避けましょう。

5.観光地

自然や歴史的な観光地が豊富で、留学生活をより充実させてくれます。

気になる学費

留学費用の内訳

各大学やコースによりますが、それ以外にも教材費や設備費、実験材料費などが発生する場合もあります。

特に専門的なコースや科目を選ぶ場合、さらに数万円から数十万円が必要です。

マレーシア留学費用の内訳は下記の通りです。

※大学が公立か私立によってもその授業料は変動します。

学生ビザ申請・更新費 ※2021年時点

ビザについて

1.学生ビザ申請費

マレーシア留学には、学生ビザの取得が必須です。申請費用は学校やプログラムによって異なりますが、約5,500円〜11,000円です。具体的な金額は各学校で必ず確認をとりましょう

弊社にてビザ申請代行も行っております。
料金など詳しくはこちらをご覧ください↓

サポート内容・料金ページ

2.ビザ更新費

ビザの有効期限が近づいてきた場合、更新手続きが必要です。更新時期は入学時に発行されるビザの有効期限によるため、個々に異なります。更新費は約5,500円〜11,000円です。

学生ビザと同様、更新もまた大学によって異なる場合があるので必ず確認しましょう。また、更新手続きには追加書類が必要な場合もあり、別途費用がかかる可能性があります。

生活費

費用の内訳

1.宿泊費(アパート、寮など)

滞在スタイルによって異なりますが、月約30,000円〜70,000円が目安です。都市部ではアパートが一般的ですが、費用を抑えたい方は学生寮もおすすめです。

2.食費

各自のライフスタイルにもよりますが、月約20,000円〜40,000円が一般的です。マレーシアの食文化は豊かで価格も手頃なため、外食をしてもそれほど高くはありません。

3.交通費

公共交通機関を利用する場合、月約5,000円〜10,000円が目安です。タクシーやライドシェアを頻繁に利用すると、金額は変動します。

4.通信費

通信費は月約3,000円〜5,000円が一般的です。

プランや提供会社によって金額は異なるため、自分の用途に合ったプランを選ぶことが重要です。

5.娯楽費個人差もありますが、月約10,000円〜20,000円以内であれば、映画やショッピング、観光など、十分に楽しむことができます。

マレーシアと日本の奨学金と補助金

奨学金の種類

1.マレーシア政府による奨学金

マレーシア政府は、優秀な学生の為の奨学金プログラムを提供しています。具体的な応募条件はプログラムによって異なりますが、一般的には成績優秀者や特定の専攻分野で優れた能力を持つ学生が対象となることが多いです。金額もプログラムにより異なりますが、一部から全額まで授業料がカバーされる場合もあります。

2.日本政府による奨学金

日本政府は、JASSO(日本学生支援機構)を通じて、海外留学を希望する日本人学生に対する奨学金を提供しています。この奨学金は、授業料の補助だけでなく、生活費のサポートが含まれる場合があり、収入証明や推薦状が必要な場合もあります。奨学金の申請は、通常、出発前に日本国内で行う必要があります。

3.外部団体の奨学金(日本国内)

民間企業やNPO、財団なども留学希望者への奨学金を提供する場合があります。これらは、企業や団体が設定する独自の基準に基づいて授与されるため、応募条件や奨学金の額は様々です。一般的には、特定の専門分野に焦点を当てた奨学金や、社会貢献を目的とした奨学金などがあります。

現地でのアルバイトについて

アルバイト

アルバイトは可能ですが、学業との両立が難しいことを理由に、している人はあまりいません。2つ目の理由に時給の安さがあります。マレーシアは日本の1/3の物価で住むには最高な国ですが、働くとなると給料も1/3です。どうしてもアルバイトがしたい!とのことであれば、長期休暇を利用した、日本での短期アルバイトをおすすめします。

仮に現地でアルバイトをする場合、留学生は7日以上の長期での休みのある場合に限り、1週間で20時間以下でのアルバイトが可能という条件があるのでご注意ください。

快適な生活を送るには

現地での生活

1.ローカルマーケットでの買い物

多くのローカルマーケットが点在しており、大手スーパーマーケットやコンビニよりもかなり安く買い物を楽しめます。特に、新鮮な果物や野菜、地元のスパイスなどは現地で買うとお得です。

2.公共交通機関の利用

都市部では公共交通機関が発達しており、頻繁にバスや電車が運行されています。月間パスを購入することで通常よりも低価格で利用できたり、大学によっては学割の適用も可能です。中には半額料金で電車を利用できるなど、多くの学生が年間パスを利用しています。

3.学割の活用公共交通機関だけでなく、美術館や博物館、一部のレストランなど、多くの場所で学生証を提示すると割引が適用されます。

マレーシアのお金事情

通貨と為替

1.マレーシアリンギットの基本

公式通貨はマレーシアリンギット(MYR)です。

1MYRは100¢(セント)。紙幣は1/5/10/ 20/ 50/100MYR、硬貨も5/10/20/50¢とあります。

日本同様、紙幣での利用が多いですが、バスや電車の切符購入などには硬貨も便利なので両方の持ち合わせをおすすめします。

通貨交換は空港や銀行、為替ブースで行えますが、各所で手数料やレートが異なるため比較しお得に利用しましょう。また、クレジットカードやデビットカードも利用できますが、小規模な店舗や市場では現金での支払いが多いです。

2.為替レートとその影響

為替レートは常に変動しています。MYRの価値は日本円やアメリカドルと比べて安定していません。レートが良い時に多めに両替しておく、または逆にレートが悪いときは最小限の両替に留めるなどの工夫が必要です。

為替レートの変動は、留学費用全体にも影響を与える可能性があります。レートが不利に変動すると、日本円での生活費や学費が増加する可能性があります。逆に、レートが有利になれば、その分お得に留学生活を送ることが可能です。

為替リスクを考慮に入れて、多少の余裕を持った予算計画をすることが望ましいです。また、長期間の留学の場合は為替の変動によるリスクヘッジ(例:為替オプション契約など)も検討する価値があります。

緊急時の対応・保険・緊急連絡先

1.保険

万が一に備えて保険へ加入しましょう。留学生向けの保険プランも多くあるので渡航前に確認しましょう。

  • 一般的な保険費用:月額2,000〜5,000円。
  • 保険内容:病気や怪我、盗難や個人賠償責任まで含まれる。
  • 加入方法:大学からの紹介または、個別に加入することも可能。
  • 補足:24時間サポートラインにて対応可能なので、緊急時でも安心!

2.緊急連絡先

緊急事態に備え、下記の連絡先を把握しておきましょう。

  • 大使館:何らかのトラブルや事故が発生した際には、大使館が頼りとなるケースが多いです。
  • 在マレーシア日本大使館 03-2177 2600(代表)
  • (代表 音声ガイダンスによる24時間対応)03-2177 2751
  • 警察:犯罪に巻き込まれたり、何らかのトラブルが発生した際には、警察に連絡する必要があります。
  • マレーシア警察 電話:999
  • 病院: 急な病気や怪我の場合、最寄りの病院に連絡を取るか直接訪れる必要があります。
  • 例:Sunway Medical Centre 電話: +603-5566 888
  • 例: AOI Family Clinic(日本語対応可) 電話: +603-7859 0723

緊急時でも冷静に判断し、自力で対処できるよう各連絡先を保持しておくと安心です。

よくある質問

1. 留学エージェントは必要か?

留学エージェントは、ビザ申請や学校選び、奨学金の申請など多くのプロセスをスムーズに進めてくれます。もちろん個人で正しい情報を集め、手続きすることも可能です。うまく使い分けることも重要かもしれませんね。

2. マレーシア留学は他国と比べて安いのか?

アメリカやイギリス、オーストラリアといった主要な留学先に比べると、圧倒的に授業料や生活費が安いです。しかし、為替レートや自身のライフスタイルによっては費用がかかることもあるので注意も必要です。

以下、マレーシアと各主要国との、総合的な留学費用比較になります。

3.学費以外に隠れた費用はあるか?

前述した通り、留学には授業料以外にも多くの「隠れた費用」が存在します。費用の全体把握を行いましょう。

  • ビザ申請費:初回と更新時に必要
  • 保険:万が一の事態に備え、加入が推奨される
  • 教材費:授業料に含まれていない場合が多い
  • 交通費:学校と住居の距離によって異なる
  • 通信費:携帯のデータプラン

など

最後に

いかがだったでしょうか?

計画的な留学を成功させるためには費用だけではなく、ビザの申請や奨学金についての基本的な情報も把握することが大切です。本記事が、貴方のマレーシア留学をより充実したものになるよう祈っております。

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