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銀行員になるという夢 モナッシュ大学・南さん

目次

学生info

南 芙実子(みなみ ふみこ) さん
大阪府出身。
Monash University Banking and Finance卒業。
みずほ銀行・GCFコースにて入社後、リレーションシップ・マネージャー(大企業・大口顧客担当)に。

マレ留くん
マレ留くん

高校時代から憧れていた銀行員になるという夢を、マレーシア大学進学を通して実現させたふみこさん。
マレーシアでの留学経験が、銀行に就職する夢を叶えるキッカケに!?
就活中の苦労やエピソードとは!?

まず、マレーシア進学のキッカケはなんですか?

私は父の勧めで、中学3年次から高校卒業までの4年間を中国で生活していました。
当時の中国は、現在と異なり急速に発展中で、発展途上国の熱さをリアルに感じる環境でした。
その経験から自然と大学進学も海外の大学を考えていました。

また、高校時代から銀行員になるという強い志があったので、
日本のような教養から幅広く学ぶスタイルよりも、海外でも特にイギリス系の大学のように専門性の高い教育が適していると思いました。

そこで、銀行系の経済学部に強い、オーストラリアの名門校モナッシュ大学を見つけました。

しかし、その学費は年間300万円と高額で…。
そこで諦めかけていた時、モナッシュ大学は世界中に分校をもち、マレーシアにも分校があるのを見つけました。

高校時代のような発展途上の熱さを感じられる、また様々な文化に触れられる興味深い環境だと思い、迷わずマレーシアを選びました。

早速ですが、いかにして大手銀行の内定を獲得したのですか。

正直、私の場合は就活を始めるのが遅かったです。
マレーシアの大学は3年制なので、3年次の7月にCFNの東京キャリアフォーラムに参加しました。
CFNは海外留学生向けの就活プラットフォームなので、選考から内定までの流れが早いです。

しかし、日本の就活スケジュールでは、7月の時点で私が就職したかった企業の募集は既にほぼ終わっていました。
とはいえ、CFNは企業に対する視野を広げたり、何よりも情報収集の面で参加することをオススメします。

その後、現在の就職先を見つけて応募しました。
私は予てから海外で働きたいと考えていたので、外資系の銀行は見ていませんでした。
また、海外の採用では新卒よりも経験のある中途の方が有利。まずは経験を積める日系企業を志望しました。

そこで、現在の就職先である、日系企業のみずほファイナンシャルグループの中でも、
グローバル・コーポレート・ファイナンス(以下GCF)という、将来的に海外勤務も経験できるプログラムに応募しました。

CFNでのご縁で、面接練習などお世話になったこともあり、
新卒向けの一般募集で枠は非常に少なかったですが、内定をいただくことができました。

実際に就職してみていかがですか。

私は大学では銀行員になるべく専門性の高い勉強をしてきた為、英語の業界用語には自信がありました。
一方で、社内用語に関しては日々勉強が必要でした。


私の所属先であるGCFでは、国際的なプロフェッショナル人材を育成するための教育サポートが充実しています。
採用も少なく、即戦力として様々な業界との取引を経験するため、視野が広がります。

ただ、私は海外生活も長かったため、日系企業・独自のカルチャーショックは感じました。

最後に次世代に向けてアドバイスお願いします。

まず、将来なにがしたいか明確にした上で、学生生活を過ごすことが大切です。

私は長年、銀行員になるという夢をもち、中途半端に諦めたくないという気持ちから、3年間頑張り抜くことができました。

悔いなく勉強をするのはもちろんですが、学生生活最後の大学時代に、たくさん遊ぶことも大切です。
また、就活の準備は早めに初めて、色々な企業を見てみてください。
2年次に一度、CFNに参加して雰囲気を掴むことで、3年次の本番で役立つと思います。

面接に関しては、何よりも自信を持って話すことが大切です。
特に正規留学していた学生にとって、英語は強みではなく武器となります。

英語以外に、学生時代の経験から、自分の強みに関するエピソードと共に
自信をもって話してみてください。

マレ留くん
マレ留くん

南さん、ありがとうございました!