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留学はアメリカだけじゃない。インティ大学ニライ充さん

目次

学生info

平田 充さん
神奈川県 川崎市出身。
神奈川県立 生田高校 卒業。
現在、インティ大学 国際経営学部 2年生。
ニライキャンパスに通学中。

正式な学部名はINTI University & Colleges「Bachelor of Business (Hons) International Business」
(ビジネス学部インターナショナルビジネス学科)

日本でモヤモヤとしていた僕が出会った「マレーシア留学」

私の通っていた高校は、いわゆる公立の普通の学校で、留学生は学年で1人だけ、カナダの大学に進学する生徒が居るくらい。
僕も、周囲の学生も、「留学をする」なんて考えは一切なく、そもそも、「留学はお金持ちがするもの」と思っていました。

また、将来やりたいことも特になく、漠然と「英語」には興味があるだけ。
なんの疑問も持たず、高校を卒業をしたら無難に有名私立の大学に入ろうと思っていました。

しかし、大学受験が思ったようには行かず、浪人を経験します。
そんな時に、「世界の年収400マン」というテレビ番組でマレーシアが特集されていたのを目にしました。
マレーシアに興味を持ち、何気なく調べていくと、日本人が留学しているという情報を知ります。

「マレーシア留学は費用が安く、僕でも留学できるかも…」
そこから、一気に日本の大学からマレーシアの大学への進学に舵を切りました。

インティ大学ニライキャンパスの特徴は?生活費はマレーシア最安?

大学は、学費が他の大学に比べてリーズナブルで、
インターナショナル・ビジネス(国際経営・国際経済)が学べるインティ大学を選びました。
インティ大学には様々なキャンパスがあり、

・都心のど真ん中にある、クアラルンプール キャンパス

・賑やかな学生街のど真ん中にある、スバンジャヤ キャンパス

・郊外に広大な土地を持ち、物価も安い、ニライ キャンパス

など、複数のキャンパスがあります。

インターナショナルビジネス学部を受講するにあたり、スバンとニライの選択肢がありましたが、
下見したところ、スバンは街中にある分キャンパスが狭く、
キャンパスがとても広いニライに決めました。

ニライの特徴としては、キャンパスがとても広いことに加え、生活費を安く抑えられることもあると思います。
都心のクアラルンプールや学生街のスバンジャヤだと、3人のシェアルームで住んで1人家賃1000リンギット(30,000円)前後、
ワンルームで1人で住むと 最低1500リンギット〜(45,000円〜)前後かかりますが、

ニライの場合、僕はワンルームで850リンギット(25,000円)の部屋に住んでいます。
教室までは徒歩5分の距離で、綺麗なコンドミニアム(複合マンション)です。
クアラルンプール国際空港が近いことから、キャビンアテンダントさんや航空会社関連の住人も住んでいます。

また、レストランの食費なども、都会に比べると安いですね。
大学の目の前には中華系レストラン通りがあり、中華に飽きたらマレー系・インド系のレストランはもちろん、
学生に一番人気のイタリアンピザのお店(これも安い)なんかもあります。

日本人からニライキャンパスの評判が悪いって本当?英語と勉強にドップリ憑かれるその理由!

実は、過去にはニライキャンパスにはもっと多くの日本人留学生が居たのですが、スバンジャヤ・キャンパスに移る人も多くいます。
郊外のキャンパスなので物価が安く、勉強に集中できる一方で、
学生街のスバンジャヤのようにオシャレなカフェや、たまには食べたくなる日本食のレストランなんかが無いので、週末の楽しみが少ないんです。

正直、ニライキャンパスでも買い物には困りません。
日系のショッピングモールであるイオンや、TESCO、GIANTと言った大型スーパーマーケットには学校から定期バスが出ていて、(タクシーでも10リンギット=300円程度)
MESAモールというショッピングモールには、映画館なんかもあります。

ただ、スバンジャヤにはもっと多くの日本食、韓国、欧米系のレストランやカフェもあり、ショッピングモールも大きく、
何より日本人が多く住んでいて寂しくないので、みんなスバンジャヤの方が居心地が良いみたいです。

かく言う自分も、最近は週末に日本食を食べに行ったり、日本人の友達に会いにスバンジャヤの方まで出かけることが多いです。

それでも僕がニライキャンパスに留まる理由は、「英語と勉強にドップリ憑かれる」からです。
日本人が少ないので、必然的にマレーシア人や外国人留学生と一緒に居ることが多く、普段は完全に英語脳で生活しています。
また、ある意味では遊びの誘惑が少ないので、課題やテストが忙しいマレーシアの授業にも、集中することができます。

英語と勉学に集中したい、メリハリをつけて勉強したいという方にはニライキャンパスがオススメですね。

ちなみに、現在ニライキャンパスにいる日本人は6人、
また、毎年8月-9月の1ヶ月に30-40人、4月-9月の半年間80人、山口県の梅光学院大学から交換留学生が来るので、
瞬間的に日本人が増えることはあります。

また、ニライキャンパスの特徴として学生の距離が近いことがありますね。
マレーシア人、海外留学生ともに、ほとんどの学生がキャンパス周辺の寮またはアパートに住んでおり、実家から通学している学生がほとんど居ません。
ですので、友達が作りやすく、仲が深まりやすい環境があります。

都心のキャンパスは、ほとんどのマレーシア人の学生が実家から通学しており、
授業が終わると直ぐに帰ってしまうと聞きます。(だからこそ、日本人同士、留学生同士でつるみやすいのかもしれません)
それを考えると、ニライキャンパスは真逆の環境ですね。

授業の様子は?インターナショナルビジネス学科の授業内容って?

ビジネス学部に限らず、マレーシアの全ての大学に共通して言えることとは思いますが、
グループ課題が多いですね。

複数人で1つの課題を進める上で、「ただ居るだけ」では意味がないので、
自分の意見を主張したり、メンバーひとりひとりの個性を考えて、役割分担やタイムスケジュールをマネジメントしたりと、
工夫する点が沢山あります。

これは、とある先生に言われて、とても気に入っている言葉なのですが、
「社会に出たら、みんなで課題を解決する」
という言葉で、正にグループ課題は社会に出るにあたり大事な勉強をしている実感があります。

インターナショナルビジネス学科の特徴ですが、
ビジネス学部の1傘下の扱いとなるため、他のビジネス系の学科生と共に、
1年生は経済、金融、会計、マーケティングなどの基礎的な科目を勉強します。

2,3年生と進級するにつれて、各学科の専門的な授業になっていきます。
インターナショナルビジネス学科では、1年生の時に基礎を学んだ金融や会計、マーケティングなどを
より国際的な視点で、国やエリアや民族や宗教ごとに、どんな歴史があり、どんな違いがあるのかを、分析していきます。

たとえば、お金の使い方ひとつにも、国ごと民族ごとに違いがあり、新しい発見がとても楽しいです。

マレーシア留学の魅力とは?

一言で、「チャンスが多い」ことだと思います。

留学=アメリカ、アメリカ以外の留学先は知らなかった僕も、
マレーシア留学に出会い人生が変わりました。

お金持ちじゃない、普通の家庭でも留学できる。
日本に居たらまず手に入らない英語力が手に入る。
ニライだったら、中国・中東・アフリカといった様々な国の友達ができる。
日本人が多くないから、集中したいことに集中しやすい環境がある。
また、飛行機代が安いから日本にも長期休みの度に帰れる。

一方で、大学に通っている間に、
日本に帰りたい(本帰国)、
他の国に行きたい、
学校をやめたい、
と本気で思ったことは一度もありません。

大学生活は充実しているし、何よりマレーシアという国がすごく住みやすいからです。

留学を目指す後輩たちへ一言

留学中は、色々な人と関わることが何より大事だと思います。

マレーシア人は勤勉で勉強熱心だし、
様々な国から来ている外国人留学生との出会いは、学びも多い。
また、日本人は日本人で、日本に居る大学よりマレーシアに居る大学生の方が意識が高いので、良い刺激が貰えます。

今が充実している僕も、
もしマレーシアを知らなかったら、無難に日本の大学に入り、周りと同じ様にアルバイトに明け暮れた学生生活をしていたと思います。

マレーシアは本当に素晴らしい国です。迷っているなら、絶対に来てほしいです。
また、アメリカ留学やカナダ留学以外に選択肢があること、もっともっと多くの人にマレーシア留学を知って欲しいです。

充実した留学生活

メリット・デメリットがハッキリしているニライキャンパスで、メリハリをつけ学生生活を充実させている充さん。
勉強も遊びも、上手く両立させている正にお手本となる学生像なのではないでしょうか。

充さん、ありがとうございました!