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ホスピタリティ学部は想像を超える楽しさ!INTI大学 杏さん

目次

学生info

重松 杏さん
現在、INTI大学Doploma in Hotel management1年生。
大阪府出身。夕陽丘高校卒業。EMS語学学校を卒業後、現在の学部に入学。

中学生の頃から決めていた海外留学

物心つく前から英会話教室に通っていました。英語と日本語がある生活が当たり前だったけれども、習った英語を使う機会が日本で暮らしていて、どこにもないことに違和感を覚えていました。その思いから、「一生懸命培ってきた英語の力を発揮したい!」という気持ちが生まれ、中学生の時にはもう留学について真剣に考えていました。

当初は、高校生活を海外で送りたいと思っていましたが、両親の日本の高校は卒業してほしいという思いから、大学留学を決めました。関西の難関私立大学からの推薦もありがたいことに、頂いたのですが、留学の思いは1ミリもブレることがなかったのでお断りしました。周囲からは理解されがたい決断でしたが、ある意味、自分の選択に覚悟があることを示すことができました。

何を勉強するかを決めるときに、初めに浮かんだのは音楽でした。幼稚園の時から、声楽を習い始め、高校1年生の時にオーストリアにプロの下で研修を10日間受けました。当時は、プロとして声楽の世界で活躍したいと思っていましたが、そんな思いもうち消されるほどプロの世界は厳しく、圧倒されました。それと同時に、自分の考えが甘かったことを痛感。将来は元から興味があったホテル業界で働くことに決めました。

I am~. から始めた語学学校

もともと海外進学をしたいことを知っていた塾の先生から勧められて、マレーシア留学を即決意!入学するまでの半年間は、クアラルンプールににある語学学校で鍛え上げました。

英語を基礎から学び直したいという思いで、自分から志願し一番下のレベルからスタート。それにはちゃんとした理由がありました。

日本人はスピーキング以外の分野は、基礎ができているので、非常に長けています。実力テストを受けると、意外とレベルの高いクラスに配属され、苦手のスピーキングのクラスについていけない・・・。というケースがよくあります。しかし、基礎クラスから勉強することで、スピーキングに自信をつけながら進級することができます。卒業するころには、1番上のクラスに進むことができたので満足した形で、大学に進級しました。

Hospitality学部は思った通りの楽しさ!

実践授業が多いので本当に充実しています。教室がホテルの一室になっていて、まるで自分がホテルで働いているかのような気持ちに! Barカウンターやキッチンが本格的で驚きました。大学に入学する前に8校ほどマレーシアの大学に見学に来たのですが、設備の充実度も、INTI大学を選んだ理由の一つです。

印象に残った授業は、キャラ弁をクラスのみんなで作って、販売した授業です。経理、マーケティング、広告、調理などの知識が生かされてくるので、頭を使うことが多く、大変でした。一番最初に試作で、炊き込みご飯や、わらび餅をシェフたちに試食してもらうと、味が薄い、地味・・・。など遠慮なく、ズバズバ言われましたね(笑)

料理は試行錯誤を重ね、3週間チラシを配ってキャラ弁販売の宣伝をし、クラスメイトには1から日本食を教えました。その甲斐あってか、当日は予想を大きく上回るほどの大人気っぷり!過去で一番利益を生み出したクラスになりました!クラスの絆が深まり達成感でいっぱいでしたね。

友達家族と祝ったチャイニーズニューイヤー

マレーシアに住む中華系の人たちにとって最大のイベントが、チャイニーズニューイヤーと呼ばれる、中国の新年のお祝いです。1週間の祝日は、故郷に帰り、親戚で集まる中、友達家族に加わってイベントに参加するという貴重な経験をしました。

田舎に住んでいるので英語をあまり使わない一家だったので、ジェスチャーでのやり取りでコミュニケーションをとりましたが、家族のように接してくれて、中華料理もふるまってもらい、優しさを肌で体感しました。日本では、なかなか知ることのできない中国伝統的なお祝いを知ることができ、文化を共有できて密度濃い時間を過ごさせていただきましたね。3つの異なる民族の、それぞれ独自の文化を体感できるのも、マレーシア留学の醍醐味ですね!

後輩たちへのメッセージ

日本ではあまりメジャーではないホスピタリティー学部ですが、マレーシアでは人気の学問なので、設備も環境も充実しています。今後需要が高まる業界なので、おすすめです!