匿名(就職エージェントの関係で個人情報はお控えします)
マレーシアの大学を卒業し、憧れのマーケッターとしての就職を実現したOGの先輩に特別にお話をお聞きしました。
“これ以上の3年間はないと思えるくらい頑張り切った学生生活は私の誇りです。”
努力を惜しまない彼女のストイックさと信念の強さに感銘を受けました。
そんな彼女の学生生活と就活の様子とは、、?
まず、マレーシア留学のきっかけはなんですか?
最初は欧米圏での海外進学も考えていましたが、高額な費用から考え直しました。高校時代に既に英語は習得していたので、日本よりも安価で英語以外の言語も学べる留学先として、最終的にマレーシアを選びました。
早速就活について、お聞きしたいと思います。マレーシアに留学中はどういった流れで就活を進めましたか?
私が就活をするときにはマレーシア留学後の就活に関して前例がなく、3年次から就活を進めていました。まずはじめに、多くの就活生が使う就活サイトへ登録をするも、日本の4年制とは異なる3年制の学士取得により有効活用できませんでした、、。
そこで、一時帰国の際にバイリンガル向けのキャリアフォーラム東京で行われたキャリアフォーラムに参加しました。マレーシア留学ということで、面接でも目立つ存在でしたね。強みであるマルチリンガルやマレーシアでの留学生活をアピールすることで、欧米有名大学出身学生に劣らず評価してもらえました。ただし、重要なのは”マレーシア留学”ではなく、本人のキャラクターやストーリーなんです。
しかし、なかなかビビッとくる企業には出会えませんでした。その頃、日本で就職したい気持ちと海外で就職したい気持ちが半々でした。それから卒業の見込みが立ち、最終的にはオーストラリアでワーキングホリデーをすることにしました。10ヶ月のワーホリ中は、バイトをしながらマーケティングに関する資格をたくさんとりました。英語に関しても、アジア英語から欧米英語に慣れることで、より自信を持てるようになりました。学生時代は忙しい日々でしたが、その期間中に就職についてゆっくり考えることができました。オーストラリアにいながら、就職エージェントを利用し、現在の就職先を見つけました。絶対にここだ!!って思えたんです。
マレーシアでやっておいてよかったことなど、ありますか?
1つ目は、国籍関係なく外国人の友人をいっぱいつくったことですかね。マレーシアで出会った友人やお世話になった教授とは今でも連絡を取り続けています。また、英語だけで満足せずに韓国語を勉強したり、中国語の語学学校に通っていた経験もあります。
最後に今後就活を迎えるみなさんに一言お願いします。
学生生活最後の貴重な時間なので、悔いの残らないようやりたいことやり切ってください。学生時代は毎日睡眠4時間ほどで、大変だったけれど勉強も遊びもインターンも全てが楽しくてたまらなかったです。3年間絶対無駄にしたくないって思い続けていました。
“これ以上の3年間はないと思えるくらい頑張り切った学生生活は私の誇りです。”
マレーシア留学のパイオニアであり前例がない中で、見事納得のいく就職先を掴んだMさん。将来的には海外就職も視野に入れながら、現在は日本の企業で経験を積んでいるそうです。